2016年ウィーン滞在中に制作した映像作品。
韓国人アーティストKyu Kimと共に移動する先々でダンスのパートナーを探し、ワルツを踊りながら、ウィーン郊外にある一度も使われることのなかった原子力発電所を目指した。
ソーシャルダンスの素養のないアジア出身の私たちはワルツの文化が根付いたオーストリア人のエスコートによって下手なダンスを踊る。
原発事故を筆頭に各自の国で問題を抱えるアジアの私たちが、民主主義的結束によって運転が中止されたウィーンの発電所を訪れて、何かを考えることを目的とした。

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